小中学生の子育て

【転校による子供への影響が心配】小学校中学校高校の体験談と親ができること

  当ブログにはPRが含まれています

転校による子供の影響が心配

転校したら子供にどんな影響があるのか心配

実際に転校を経験した人はどうだったの?

親ができることは何?

この記事では、小学校5年生と中学校2年生の子供達が転校した経験と、私自身が子供のころ数回転校した経験から、転校後の子供のリアルな状況と親として私がしたことをお伝えします。

この記事でわかること

  • 小学校2回中学校1回転校した自分の経験から考えた子供への影響
  • 小5と中2の転校前後のリアルな状況
  • 親として私がしたこと
けいちょこ

こんにちは。
けいちょこです。

・自分:小学校2年、4年、中学校1年生で転校経験あり
・子供:小学校5年、中学校2年生でアメリカに転校
 →アメリカではそれぞれ中学校1年、高校1年生

親の都合により転校する可能性があることを伝えた時、子供達の反応は寂しさと不安と期待が入り混じった複雑なものでした。

小学校5年生、中学校2年生と、子供達が大きくなっていたこともあり、転校したら子供にどんな影響があるのか心配でした。

4ヶ月経った(執筆時)今でもまだ心配です。

転校は子供にどんな影響があるのか、私自身の転校経験と小学校中学校の子供の転校経験からお伝えします。

自分の経験と心理学専門家のセミナーで聞いたことが、親としてできることに役立っています。

自分の経験から考えた転校の子供への影響

私は親の都合で子供の頃に3回転校を経験しています。

小2、小4、中1で転校しましたが、中学校の転校が一番辛かったです。

転校前後の子供の心境

転校することを知った時は、友達と会えなくなることの寂しさと、変化に対する不安と期待が常にありました。

変化に対する期待というのは、新しい友達ができるだろうと楽観的に考えていました。

もちろん不安も同時にありました。

新しい友達に出会ったり新しいことができるようになるかもしれないと子供が思えるようにすることは、親として努力したいところです。

転校後はやはり今まで遊んでいた友達と遊べなくなって、友達がいない環境は辛かったです。

それでも小2、小4の時はクラスの友達に恵まれ、友達作りにそれほど苦労した記憶はありません。

転校して大変だったこと

転校したときは毎回大変だったことがありました。

小学校2年生

クラスでは友達がわりとすぐにできて困らなかったのですが、近所に住む小学校高学年の上級生たちにいじめられました。

この時期通っていた小学校は集団登校で、近所の子供達が集まって登校していました。

けいちょこ

毎朝登校する時が一番キツかったです。

でも学校に着いたら友達がいて、近所の上級生には会わないので、登校の時間だけが嫌な時間だなと思って後は普通に楽しく過ごしていました。

小学校4年生

クラスの友達に恵まれて楽しかったです。

この時大変だったのは、関西から関東への引越しだったため、関西弁で笑われることでした。

授業中に発言すると自分の理解できないタイミングで笑いが起きるので、なんでみんなが笑ってるのか本当にわからなくて困ったのを覚えています。

けいちょこ

国語の本読みはマジで当たりませんように!と毎回めちゃくちゃ祈ってました。

関西弁で笑われるのは恥ずかしいけど、いい友達が多くて学校に行くのは楽しかったです。

今は、地方独特の話し方も昔よりは珍しくないと思います。

方言がある地方から別の地方に引越す予定の方もそれほど心配しないでくださいね。

こういうこともあるということを知っておいて、周りの人は悪気があって笑ってるんじゃないと理解できれば子供のメンタルも大丈夫です。

中学校1年生

友達作りのハードルは一番高かったです。

けいちょこ

でき上がったグループに入るのはやっぱり大変でした。

私の場合は小学校からバスケをしていたので、バスケ部に入ってそれなりに動けたので部活でまずは受け入れられて、徐々にという感じでした。

友達がいなくても休み時間がキツいだけなので、中学生くらいになればまあなんとかなります。

引っ越してなかったら友達と遊んでたのになーとかは、あまり考えなかったと思います。

中学生にもなると学習面も気になりますよね。

私の場合は幸い、転校前の学校の方が進度が早く転校後に困ることはありませんでしたが、子供が通う学校が決まったら授業の進み具合などは学校に確認しておくといいと思います。

もし習ってない範囲があれば子供をサポートすることができます。

小5と中2の転校前後のリアルな状況

ここからは子供の状況をお伝えしていきますね。

冒頭でお伝えした通り、 親の都合により転校する可能性があることを伝えた時、子供達の反応は寂しさと不安と期待が入り混じった複雑なものでした。

子供たちももう大きいので、 転校したくないなら単身赴任することもできると伝え、 転校するかどうかの判断は子供自身に委ねました。

転校しないと子供が決めた場合は、本気で単身赴任を選択するつもりでいました。

小学校5年生の子供

引越し前は、変化に対する期待を持ちつつも、アメリカへの引越しだったため、英語が話せないのに友達できるのかな、という不安が一番でした。

今の友達とは会えなくなるけど日本に戻ってきたら会えるし、連絡もできるから大丈夫と思っていたようです。

今はsnsがあって、オンラインゲームで一緒に遊んだりもできるので、以前ほど友達と距離的に離れることに抵抗がないかもしれません。

好きな習い事をやめるのは残念そうでした。

転校後はやはり友達がいないことがツラいようで、しかもクラスのヤンチャな子に毎日いろいろ言われて大変そうでした。

この時期はちょっとしたことですぐに不機嫌になったり、怒ったりしていました。

けいちょこ

自分が中1で引越した時の状況と似ていたので、表面上の言動に左右されず子供を理解することができました。

子供が話したいタイミングで話を聞けるように心がけていました。

そんな中でも、転校前に子供はサッカー、ピアノ、ドラムなどの習い事をしていて運動や音楽が好きだったので、体育や音楽、美術の時間などはとても楽しんでいました。

徐々に話せる子が増えてきて、マジックを披露してみんなを驚かせたり、体育の授業が得意なサッカーになると同じチームでやろうと声をかけてもらうようになりました。

転校後すぐに友達ができなくても自分の好きなことをする時間が子供を支えてくれました。

中学校2年生の子供

引越し前にコーラスの部活動を一生懸命していて、部活をやめることが一番寂しそうでした。

また、ギターを習っていて先生のことも慕っていたので、レッスンをやめることも残念そうでした。

でも転校後も幸いなことにコーラスやギターを続けられる環境があることがわかったので、それは期待材料でした

新しい友達はなかなかできないだろうと考えていましたが、転校予定の学校にはクラスがなく、授業ごとに周りの人が変わるので、一定のグループ内で友達を作る必要がないということが子供の心理的な負担を軽くしたようでした。

転校後は初日から声をかけてくれた社交的な友達ができたことで、想像よりスムーズに新生活をスタートしました。

1人か2人でも友達ができるかどうかはとても大きいです。

学習面では学習範囲の違いもあり、教科によっては最初はかなり苦労していました。

なんとか食らいついて頑張る日々を支えてくれたのは、得意教科やコーラスでした。

新しい学校での友達はしばらくの間、最初の頃にできた数人だけでしたが、さまざまなクラスで顔見知りが増え、部活動などでも徐々に人間関係が広がっていきました。

親として私がしたこと

転校による子供への影響親がしたこと

転校前

子供の話を聞く

不安に思っていること、寂しい気持ち、期待していることや疑問など、子供の話を聞くことを心がけました。

転校先の情報を集めて子供達に伝える

子供達が転校後をイメージしやすいということと、好きなことが引越し先でもできるかどうかは子供にとって重要だからです。

転校後

とにかく子供の話を聞く

転校は子供にとってかなりストレスになります。

学校に友達がいないというのは子供にとってはとてもツラいです。

嫌がらせにあう可能性もあります。

毎日子供の話を真剣に聞いて、解決すべき困ったことがあれば一緒に解決方法を考えています。

学習面では、軌道に乗るまでできる限りサポートしました。

引っ越してしばらく経った頃、心理学の専門家による子育てセミナーに参加しました。

そこで聞いた言葉が印象的でした。

困難があったときに一つの信頼関係があれば乗り切れる

転校は子供にとってとても大きな困難です。

困難に面している時にサポートがあるかどうかが重要ですよね。

引越しに伴って子供が転校となると、親としては子供が新しい環境になじめるか心配ですが

・近所や学校への挨拶
・引越し、転校に伴う手続きの種類やスケジュールの把握
・親自身のストレス
・荷物の整理
・引越し先の環境を整える

など他にも頭を悩ませる問題がたくさんあり、とても忙しいです。

それでも子供が困難を乗り越えられるように、支えられるように、丁寧に話を聞きたいです。

引越しによる子供への良い影響

良かったこともあるので書いておきます。

小学校5年生の子供は引越してからバスケ、スケボー、サックスなど興味が広がり、新しく始めました。

とても楽しそうです。

以前の環境ではやっていなかった様々なことに、引越したことで出会えました。

中2の子は、言葉の壁もあり苦労している学習面で大きな影響がありました。

授業や宿題でわからないことがあれば、精力的に先生に質問するようになりました。

授業中や授業前後だけでなく、朝、休憩時間、放課後も突撃しているようです。

引越し前には考えられないことですが、家での宿題の時間を減らすために必死です。

けいちょこ

引越し、転校はとても大変ですが、成長の機会でもありますよ!

転校による子供への影響まとめ

転校による子供への影響まとめ

この記事では転校による子どもへの影響や、親としてできることをお伝えしました。

ポイント

・自分の経験から考えた転校の子供への影響
・小5と中2の転校前後のリアルな状況
・親として私がしたこと
・引越しによる子供への良い影響

困難に直面した時に一つの信頼関係があれば乗りきれる

転校による子どもへの影響を心配されているみなさんに、この言葉が届くように願っています。

転校は本当にストレスで大変なことですが、新しい友達に出会ったり新しいことができるようになるかもしれないです。

この記事が、お子さんとのコミュニケーションにお役に立てれば嬉しいです。

以上、子ども時代に転校して親になってから子供が転校を経験した現場からお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

けいちょこ

◆アメリカでの2回の子育て(幼稚園小学校低学年/中学生高校生)経験からアメリカの学校生活や帰国子女の英語維持について発信しています◆

-小中学生の子育て
-,