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小中学生の子育て

子育て節約術【小2ママ必見】知らなくて50万円失った体験から学んだこと

子育て節約術小学生歯科矯正

子育て生活におすすめの節約方法を知りたい!

子育てはお金がかかるから、できるだけ損したくないないですよね。

節約レシピやお得なセール情報など子育てしながら節約生活を頑張っていても、子供の歯科矯正で間違った治療に対して高額な治療費を払っている先輩ママって実は結構多いんです。

けいちょこ

私自身は50万円もムダにしてしまいました…。

この記事では、小学生の歯科矯正に多額の費用を払った私の失敗体験とその失敗から学び、どのように子供の歯科矯正治療を進めているのか、歯科医院の判断基準を詳しくお伝えします

歯科矯正は、専門知識があり経験豊富な歯科医院を見つけることが重要です。

なぜなら、歯科矯正は専門知識が必要な分野ですが、日本では一般歯科で歯科矯正の治療も行っているところが多いからです。

実際にお子さんが歯科矯正をしているママに相談しましたが、なぜその歯科医院に通っているのか、判断基準が明確な方はいませんでした。

もちろん、きちんと考えて歯科医院を選び、歯医者さんと相談して納得した上で小学生の歯科矯正治療を進めている方もいます。

でも治療経過をよく聞いてみると、結局歯を抜くことになってしまったり、意味のない治療をしていたのかもというケースや、ムダな治療費を払っていることに気がついていない方もいます。

けいちょこ

私も自分で考えて歯科医院を選んで、歯医者さんと相談して子供の矯正治療を進めているつもりでした。。。

だからこそ、 歯科矯正は専門的な知識があり経験豊富な歯科医院を見つけることが重要です。

子供の歯科矯正で高額な治療費を払う前に、自分で歯科医院を選ぶ判断基準を知りたい、という方は読んでみてください。

【子育て節約術】子供の歯科矯正を勧められた?でもすぐに開始しないで!

小学生子育ての節約術

歯科検診などで子供の歯並びについて指摘されると、子供の健康のために必要なら歯科矯正をしようと考えるご家庭は多いと思います。

でも小学生の歯科矯正は保険の適用外で治療費も高額です。

子供の歯科矯正を提案されたら、すぐに開始せず、まずはしっかりとお子さんの状況を聞き、その上で本格的な歯科矯正治療に入る前にどのような検査をするのか聞いてみてください。

私が最初に子供の歯科矯正の相談に行った歯科医院では、通常のレントゲン写真と口の中の写真程度で治療方針を決め、歯科矯正治療が始まりました。

でも

今通っている歯科医院ではレントゲン写真と口の中の写真を撮るだけでなく、治療を始める前に矯正治療のための精密検査を行い、その詳しいデータに基づいて治療時期と治療方針が決定されました。

前歯科医院とは矯正治療前の検査と説明される情報の多さがあまりにも違っていて驚きました。

また、最初に相談に行った歯科医院では

「矯正の専門医」に担当してもらったのですが、実はこの歯科医は「その歯科医院で矯正を担当している歯科医」で、学会等に認定された専門医ではなかったことを後から知りました。

「今から始めれば抜歯はしなくて大丈夫だし、痛みもない治療方法ですよ。」と

【歯科矯正の治療実績が豊富な歯科医院】の【矯正専門医】に言われて始めた治療でしたが、治療を続けていくうちに違和感を覚え、歯科矯正について調べました。

そして別の歯科医院に相談に行ったところ、

「今の装置は意味がないだけでなく、子供の健康のために今すぐに使用を中止すべき」

という衝撃の言葉を聞かされました。

子供は床矯正という治療を続けており、上の歯を外側に倒していたので上下の噛み合わせがずれていました。

その日から装置を外し、精密検査をして今のところ矯正は必要ない、必要な時期まで様子を見ましょうということになりました。

間違った矯正でずれていた噛み合わせが元に戻るまでには数ヶ月かかりました。

調べると、以下のようなことがわかってきました。

・やっていたのは「必要のない治療」ではなく、「今すぐにやめるべき治療」
・同じような治療をしている小学生がたくさんいる
・安易な歯科矯正は子供の健康に害を与える可能性があるいうことに気付いていない親が多い

歯科矯正は高額な自費診療で、もうかる治療です。ネット上には広告があふれています。 

周りの人から情報収集可能なら、矯正中のお子さんの話だけでなく、経験済みのお子さんの話もたくさん聞いてみてください。

信頼できそうな歯科医院の情報が得られなければ、「歯科矯正の認定医のいる歯科医院」かどうかを判断基準の一つにすることができます。

歯科矯正の認定医のいる歯科医院を選ぶ

歯科医院

歯科矯正にはいろいろな学会や研究会などがありますが、その中に日本矯正歯科学会日本矯正歯科協会(JIO)というものがあります。

これらの団体は歯科矯正の認定制度を運営しています。

ちょっとややこしいのですが、最初に認定制度を運営した日本矯正歯科学会の認定方法は、技能評価がなく書類審査だけだったそうです。

そこで日本矯正歯科協会(JIO)は技能評価も取り入れた認定制度を運営するため日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)を設立し、独自の認定審査を開始したため、「歯科矯正の専門医」と言っても1つの団体に認定されているわけではありません。

けいちょこ

それぞれの団体に認定された歯科矯正の認定医は下記のwebサイトから探せます。

日本矯正歯科学会

全国の日本矯正歯科学会認定医・指導医・臨床指導医を探すことができます。

http://www.jos.gr.jp

日本矯正歯科協会(JIO)

全国のJIO認定歯科矯正医を探すことができます。

https://www.jio.or.jp/html/official/senmon_meibo.htm

どちらのwebサイトにも「矯正治療についてのQ&A」のページがあり、そちらも参考になります。

ちなみに最初に通った歯科医院の矯正専門医はどちらのページにも名前が載っていませんでした。。。

※ここに書いた内容は、子供のために調べた時の内容です。変更などありますので、ご自身で確認してみてください。

以前アメリカに住んでいた時に歯科治療を受けた経験があるのですが、アメリカでは一般歯科の他に歯科医療が専門分野に分かれています。

一般歯科から必要に応じてそれぞれの専門分野の歯科医を紹介され、そこに通って治療します。

日本では、わりとどの歯医者さんでも歯科矯正できますよね。

認定医ではなくても優秀で知識と経験が豊富な歯科医が見つかればいいですが、難しければ上記サイトで認定医を探して相談することは選択肢の一つになりますよ。

子供の歯科矯正にかかった費用

子育て節約術

歯科矯正にかかった費用も参考のために載せておきますね。

めちゃくちゃ高額です(汗)

間違った治療を選んでしまうと日々の節約なんて一気に吹っ飛んでしまいます。

第一子(失敗)

歯科矯正開始時期小学校2年生
治療期間途中でやめた(数年単位で想定されていた)
治療内容床矯正
精密検査料※なし(やってない)
装置料495,000円
調節料何度通院しても無料

第二子

歯科矯正開始時期小学校2年生
治療期間10ヶ月 + 保定装置継続中
治療内容上顎骨拡大、下顎歯列拡大、ヘッドギア、保定装置
精密検査料※52,000円
装置料350,000円
調節料3,000円(1ヶ月に1回程度)

第一子

歯科矯正開始時期小学校6年生
治療期間3ヶ月(治療終了)
治療内容部分矯正(2本)
精密検査料※52,000円
装置料150,000円
調節料3,000円(2週間に1回程度)

*精密検査料はカウンセリング料、診断料等も含みます。

矯正歯科医院選びで失敗しないために

歯科医院選びで失敗しないために

子供の歯科矯正を初めて考えた当時は自分の情報リテラシーが低かったと反省するばかりですが、ネットの情報をそのまま鵜呑みにしていました。

ウソ情報・紛らわしい情報で大失敗した時の状況


・webサイトに「歯科矯正センター」のような紛らわしい文言を載せ、「歯科矯正の専門感」を漂わせている。
・複数サイトで良い評判(ランキング上位、好意的口コミなど)。
・歯科矯正は低学年で治療を始めることが多いという思い込みから、あまり考えず治療を開始した。
・抜歯しない、痛みがない、目立たない、取り外せるなどいいことばっかり。
・間違った歯科矯正が子供の健康を害する可能性を認識していなかった。
・日本では、専門的に勉強していなくても、歯科医なら誰でも歯科矯正治療ができると知らなかった。
・日本矯正歯科学会、日本歯科矯正専門医認定機構に認定された認定医の存在を知らなかった。
・歯科矯正治療前の検査は、よくある口の写真と通常のレントゲン検査のみではなく、追加で精密検査が必要なことも知らなかった。

歯科矯正は複雑で、調べてもよくわからないことが多いですよね。

それでも歯科矯正のメリットデメリットをよく考えて、納得できる治療法を信頼できる歯科医院で受けたいです。

アメリカでは日本よりも「きれいな歯並びと白い歯」は重要視されていると感じました。

きれいな歯並びは見た目だけでなく、健康にも影響を及ぼします。

ヨーロッパ在住期間が長い知り合いにも、

「子供の歯科矯正が必要ならしたほうがいい。歯並びが悪いと貧乏な家の子という印象。」

と聞いたので、子供の歯科矯正を考えることは親としてのグローバルスタンダードなんだと思います。

とはいえ、第二子の歯科矯正について考えていた時に小学校2年生の子供がいるアメリカの友人にも聞いてみましたが、クラスに1人、2人しか歯科矯正をしている子がいないのでは、ということでした。

もうけ優先の歯科医院の広告に踊らされないように気をつけてください。

今でも最初に子供の歯科矯正を相談した歯科医院にたくさんの自転車や車がとまっているのを見かけます。

けいちょこ

その歯科医院が誇る「矯正の治療実績◯人」の中に我が子がカウントされていると思うと悲しいです。

私は第一子の歯科矯正の時に、よくわからないまま大失敗を経験しましたが、

50万円払ったし、矯正治療が終了するまで追加料金なしで通院できるという約束なのだから、と違和感を抱えたまま同じ歯科医院に通い続けなくて本当に良かったです。

失敗に気づかなければ歯科矯正について詳しく調べることもなく、第二子の歯科矯正に向かっていたと思います。

考えるだけでも怖いです。

みなさんが信頼できる歯科医院に出会えますように。

以上、小学生の子供の歯科矯正に大失敗した現場からお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

けいちょこ

◆アメリカで2回の子育て(幼稚園小学校低学年/中学生高校生)を経験◆日本とアメリカの学校生活や帰国子女の英語維持について発信しています

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